なにわ男子・大橋和也＆畑芽育が青稜高校にサプライズ登場、生徒たちと“推し”について語り合う

畑芽育と大橋和也（なにわ男子）がダブル主演を務める映画「君がトクベツ」の公開直前イベントが、本日6月9日に東京の青稜中学校・高等学校で開催された。

高校生100名の前へサプライズ登場

6月20日に公開される「君がトクベツ」は、「ヒロイン失格」「センセイ君主」「あたしの！」などで知られる幸田もも子による同名マンガを実写化したラブコメディ。畑扮するイケメン嫌いの“陰キャ”女子・若梅さほ子と、大橋扮する国民的アイドルグループ・LiKE LEGEND（ライクレジェンド）のリーダーである桐ヶ谷皇太の恋模様が描かれる。

今回のイベントには青稜高等学校に通う100名の生徒たちが参加。「推し活について語るイベント」という触れ込みで会場に集められた生徒たちは、大橋と畑のサプライズ登場に、悲鳴のような歓声を上げた。おなじみの「プリン食べすぎておしりぷりんぷりん！」という自己紹介にも高校生たちは熱狂。大橋は想像以上の反響に驚きの表情を見せた。

「推しはいますか？」というMCからの質問に多くの生徒が手をあげる中、手をあげていない生徒に目をつけた大橋は「上げてない方は今日僕推しになってくれる……？」とすかさず自分を売り込む。負けじと畑は「私の可能性もあります！ 戦っていきましょう！」と、大橋を牽制した。

ファンの皆さんを推しまくってます

大橋は「君がトクベツ」で演じる皇太と自身との共通点について「僕はなにわ男子のリーダーで、皇太もリーダーで一緒。ファンの皆さんにずっと笑顔でいてほしいという気持ちも一緒なんですが、違うのはファンサービスの過激度。僕も会ったときに握手とかはするけど、皇太はデコチューもするんですよ。僕はそこまでできないです。でも皆さんにしたい気持ちはあります」とコメント。「ファンの皆さんは僕たちのことを推してくれてるんですけど、僕もファンの皆さんを推している側というか。僕がいるから笑顔になれる幸せになれると言ってくれるんですけど、僕自身も皆さんの笑顔や声があって幸せな気持ちになれるんです。ファンの皆さんを推しまくってますね」と語る。MCから「両思いですね」と言われると、「両思いです！」とチャーミングな笑顔を見せた。

Snow Manかーい！

推し活を生きがいだと語る生徒に推しを尋ねると、あいみょん、BTSのキム・テヒョン（V）といった回答が飛び出す。推しへの思いが語られるたびに大橋は悔しがりながらも、推される立場であるアーティストを代表し、「ありがとうございます！」と、笑顔で感謝の言葉を述べる。大橋は「皆さんの人生の一部になれていることがうれしい。エゴサとかするんですけど、『カッコいい』とか『生きててくれてありがとう』とか言われているのを見るとすごくうれしいんです」と、推される側の思いを明かした。

また事前アンケートで「推し活は母とのコミュニケーションツール」という回答をした生徒に大橋は「いいやん！」とにっこり。その生徒が「同じグループが好きで、一緒にライブに行ったり、CDやグッズを買ったり、会話をしたり、母とのコミュニケーションツールになっている」とその内容を詳細に説明すると、大橋は「グループって言いましたね？」と、なにわ男子のファンである可能性を探る。畑が「聞いてみます？」と生徒に聞くと、その回答はなんと同じ事務所に所属するSnow Man。大橋は「Snow Manかーい！」とずっこけつつ、「でもなにわ男子にもお父さんや家族を連れてきてくれるファンの方がいて。この前おばあちゃんが『私の孫になってー！』って言ってくれてました（笑）。老若男女問わずに来てくれてうれしいです」と語った。

すかさずなにわ男子をアピール

CUTIE STREETの増田彩乃を推す男子生徒が「ステージで輝く推しとの距離感を感じてつらい」という推し活での悩みを打ち明けると、会場中から共感の声が。畑は「この映画は推しがいる人なら一度は誰もが考える、まさかアイドルと恋愛が始まるなんてというシチュエーションなんです。もしかしたらCUTIE STREETの増田さんにいきなり街なかで出会って恋が始まるかもしれないから、さほ子みたいに自分磨きをして、ネガティブにならず推し続けたらいいと思いますよ！」とアドバイスを送る。推される側の大橋は「1人ひとりと話してみたい気持ちはあるんです。でもアイドルでいる以上距離はある。それに対して僕も『あ……』って思うときもあるんですよ。近くて遠い存在ですよね。事務所の方にやりたいことを伝えられるようになったので、ファンの皆さんと近くなれることができたらなと思っています」と、アイドル側の葛藤を述べつつ、相談者の思いに寄り添う発言で会場を沸かせた。

イベントが終わりに近づくと、会場にはこれまで推しがいなかったが、新たに推しを作りたくなった人がちらほら。畑から「もしかしてチャンスなんじゃないですか!?」と背中を押された大橋は「なにわ男子は1人ひとり個性があって、カッコいい人から面白い人まで幅広く存在しています！」となにわ男子をアピールし、「大好きです！」と生徒たちに甘い言葉を放つ。笑いが起きると「なんでー！ 普段こういうのあんまりしないんですよ」とプンプンしつつも、「今日はたくさんの人とおしゃべりして、ファンの皆さんの気持ちを知ることができました」と満足げ。そして「1回と言わず、2、3、4、5回と観ていただきたい！」と、声を大にした。最後に2人は生徒たちと記念撮影を実施。大橋は最後まで生徒たちに手を振り、舞台袖の手前でぷりんぷりんなおしりをアピールして会場をあとにした。